東京で空き家売却にオススメの不動産会社9選!売却時注意点や相場・方法を徹底解説!

相続で引き継いだ実家・別荘など、空き家をお持ちの方の中には「処分しなければ……」と頭では理解しつつも、実際には行動に移せていない方も多くいらっしゃるはずです。

ただ、空き家の処分は普段から行うようなことではないため「どれくらいで売れるものなのか」「どのような方法があるのか」など、手放したいものの不明点が多く困っているケースも多いでしょう。

そこで本記事では、東京の空き家の売却価格相場をご紹介したうえで、売却方法を具体的に解説します。
また、東京の空き家売却にオススメの不動産会社もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

東京の空き家の売却価格・相場はどれくらい?

東京の空き家の売却を検討しているものの、そもそもどれくらいの価格で売れるのか気になる方も多いはずです。

そこで本章では、東京の各エリアの物件売却価格・相場をご紹介します。

世田谷区エリアの売却価格・相場

まずは、東京都区部の中でもっとも空き家が多いと言われている世田谷区エリアの不動産売却価格・相場をご紹介します。一戸建て・マンションに分けてご紹介しますので、該当する方をご確認ください。

一戸建て

◇世田谷区の一戸建て売却価格の相場(2024年9月時点)

一戸建て売却価格相場建物面積(中央値)土地面積(中央値)築年数(中央値)
8,994万円96㎡93㎡18年

◇世田谷区の一戸建て売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
小田急線/祖師ヶ谷大蔵8,000万円台3LDK2024年8月
東急大井町線/上野毛6,900万円台2LDK+S築21年2ヶ月2024年6月
東急東横線/自由が丘8,000万円台3LDK2024年5月
参考:東京都世田谷区の一戸建て売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

マンション

◇世田谷区のマンション売却価格の相場(2024年9月時点)

マンション売却価格相場専有面積(中央値)築年数(中央値)
5,580万円61㎡34年

◇世田谷区のマンション売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
東急大井町線/上野毛7,300万円台3LDK+S築43年8ヶ月2024年9月
東急田園都市線/用賀1,900万円台1LDK築57年5ヶ月2024年9月
小田急線/千歳船橋5,400万,円台4LDK築40年7ヶ月2024年夏
参考:東京都世田谷区のマンション売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

 大田区エリアの売却価格・相場

次に、大田区エリアの不動産売却価格・相場をご紹介します。 こちらも一戸建て・マンションに分けてご紹介しますので、該当する方をご確認ください。

一戸建て

◇大田区の一戸建て売却価格の相場(2024年9月時点)

一戸建て売却価格相場建物面積(中央値)土地面積(中央値)築年数(中央値)
6,380万円92㎡72㎡19年

◇大田区の一戸建て売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
京急本線/雑色4,400万円台3LDK築8年7ヶ月2024年8月
東急多摩川線/下丸子5,400万円台3LDK築13年7ヶ月2024年夏
都営浅草線/西馬込8,100万円台2LDK+S2024年7月
参考:東京都大田区の一戸建て売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

マンション

◇大田区のマンション売却価格の相場(2024年9月時点)

マンション売却価格相場専有面積(中央値)築年数(中央値)
4,380万円60㎡33年

◇大田区のマンション売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
都営浅草線/馬込7,400万円台2LDK+S築23年10ヶ月2024年9月
京急本線/雑色1,500万円台1DK築48年6ヶ月2024年夏
JR京浜東北線/大森1,700万円台1DK築52年7ヶ月2024年夏
参考:東京都大田区のマンション売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

足立区エリアの売却価格・相場

最後に、足立区エリアの不動産売却価格・相場をご紹介します。 こちらも一戸建て・マンションに分けてご紹介しますので、該当する方をご確認ください。

一戸建て

◇足立区の一戸建て売却価格の相場(2024年9月時点)

一戸建て売却価格相場建物面積(中央値)土地面積(中央値)築年数(中央値)
3,880万円89㎡77㎡16年

◇足立区の一戸建て売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
つくばエクスプレス/六町3,400万円台4LDK築14年2024年8月
日暮里・舎人ライナー/西新井大師西1,000万円台3DK築49年3ヶ月2024年6月
都電荒川線/小台3,300万円台3LDK築12年9ヶ月2024年4月
参考:東京都足立区の一戸建て売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

マンション

◇足立区のマンション売却価格の相場(2024年9月時点)

マンション売却価格相場専有面積(中央値)築年数(中央値)
3,280万円63㎡27年

◇足立区のマンション売却価格実績

沿線・駅売却価格間取り築年数売却時期
東武伊勢崎線/竹ノ塚700万円台2DK築41年5ヶ月2024年8月
日暮里・舎人ライナー/江北3,500万円台3LDK築37年6ヶ月2024年3月
東京メトロ千代田線/綾瀬3,400万円台2LDK築18年2ヶ月2023年12月
参考:東京都足立区のマンション売却価格相場|不動産・住宅サイト SUUMO

東京の空き家を売却する方法

東京の空き家を売却する主な方法は、以下の3つです。

  • そのまま売却する
  • リフォームして売却する
  • 解体し更地にして売却する

それぞれの方法について詳しく解説します。

売却方法①:空き家をそのまま売却する

1つ目は、空き家を現状のまま売却する方法です。

この方法のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
〇修繕やリフォームの手間・費用がかからない
〇スピーディに売却活動を始められる
×建物が老朽化している場合、購入後に修繕やリフォームが必要であるため売却価格が下がる可能性がある
×長期間状態を確認していない場合、購入後に不備・不良が見つかると「契約不適合責任」を負う可能性がある

空き家の状態がよい場合や、売却に関して可能な限り手間や費用をかけたくない場合におすすめの方法です。

売却方法②:空き家をリフォームして売却する

2つ目は、空き家をリフォームして売却する方法です。

この方法を選択するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
〇内見の印象がよくなりスピーディな成約につながる ・リフォーム費用を上乗せして売却できる×リフォームの費用がかかり経済的負担が増える
×リフォーム中は売却活動ができない

そのままの状態では売却が難しい場合や、時間や費用がかかってもできるだけ高額で売却したいという場合におすすめの方法です。

◆リフォーム後に売却した実例を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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売却方法③:空き家を解体し更地にして売却する

一戸建ての場合は、空き家を解体し更地にしてから売却するという方法も考えられます。

この方法のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
〇状態が悪い空き家よりも早く売却できる可能性が高まる 〇新築住宅の建築など、ほかの利用法を検討している層にアプローチできる×解体費用を負担する必要がある
×更地にすると固定資産税が高くなるため売却活動が長引くと負担が大きくなる

空き家の老朽化が進んでおり倒壊の恐れがある場合や、リフォームに多額の費用がかかってしまう場合におすすめの方法です。

ちなみに、解体の場合は東京都の補助金が利用できる可能性があります。

詳しい内容については「東京都空き家ワンストップ相談窓口 」にご相談ください。

◇東京都空き家ワンストップ相談窓口

電話番号:0120-776-735

受付時間:9時~18時

なお、土地の条件によっては解体後に新しい建物を建てられない可能性もあるため、解体前に専門家に確認しておくことをおすすめします。

東京の空き家を売却する手段

空き家を売却する手段は、主に以下の4つです。

  • 不動産会社に仲介を依頼する
  • 不動産会社に買取を依頼する
  • 個人間で売買を行う
  • 空き家バンクに登録する

以下から、それぞれの手段について詳しく解説します。

売却手段①:不動産会社に仲介を依頼する

1つ目は、不動産会社に仲介を依頼するという手段です。

この手段のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
〇相場に近い価格で売却できる可能性がある ・不動産会社のサポートを受けながら売却活動が行える×売却に時間(3ヶ月〜半年程度)がかかる可能性が高い
×仲介手数料がかかる ・契約不適合責任を負わなければならない

時間がかかっても、相場程度で売却したい方におすすめの売却手段です。

以下から、東京の空き家売却に強いおすすめ仲介業者をご紹介します。

売却手段②:不動産会社に買取を依頼する

2つ目は、不動産会社に買取を依頼するという手段です。

この手段のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
・スムーズな売却活動が叶えられる ・仲介手数料がかからない ・契約不適合責任が問われない ・掃除や修繕が不要・売却価格が相場よりも2割〜3割ほど低くなる ・建物の状態によっては買取できない場合もある

買取は、多少価格は低くなってもスピーディかつ手軽に売却したい方におすすめです。

以下から、東京の空き家買取に強いおすすめ買取業者をご紹介します。

◆不動産買取について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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売却手段③:個人間で売買を行う

3つ目は、個人間で売買を行うという手段です。

この手段のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
・仲介手数料がかからない ・販売活動の自由度が高い ・知人への売却であればスムーズに話が進みやすい・関連する法律などの専門知識が必要になる ・購入者が金融機関のローンに通りにくい ・購入者とのトラブルに発展しやすい

個人間売買は、手間がかかってもできる限り高額で売却したい方や、空き家が欲しい知人がすでにいる方におすすめです。

売却手段④:空き家バンクに登録する

4つ目は、空き家バンクに登録するという手段です。

この手段のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
・無料で買主を探す間口を広げられる ・仲介手数料がかからない ・補助金の対象になる場合がある・トラブルに自分で対応しなければならない ・売却までの時間がかかる可能性がある

空き家バンクを利用する一番のメリットは、補助金の対象になる可能性がある点です。

例えば、東京都青梅市では空き家を登録する方向けに「家財道具等片付け費用補助」として、家電製品や家具などの処分にかかる費用に対して最大50万円の補助(補助率1/2)を行っています。

参考:青梅市「空家バンク」のご案内|青梅市住宅課住宅政策係

このような制度もあることから、補助金の対象地域に空き家を持っており、活用したい方におすすめの売却手段です。

東京で空き家の売却にオススメの不動産会社5選

東京にある空き家売却におすすめの不動産会社とその特徴を紹介します。
「数が多すぎて選べない」
「どこに相談すればいいかわからない」
と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社クルーズカンパニー

株式会社クルーズカンパニーは、都心部を中心に不動産の賃貸・売買・仲介及び管理、買取販売を行う不動産総合企業です。

売却のサービスには、専門業者が掃除をしてくれる「ハウスクリーニング」や経年劣化などで生じてしまった小さなキズ・へこみなどを補修してくれる「ポイントリペア」、空き家に残されている家具を撤去する「撤去サービス」、資産価値を高めるためにモデルルーム化する「ホームステージング」など、より高く・早く売却するためのサービスが充実しています。

また、売却期限が決まっている方には、直接買い取ることも可能で、一定期間仲介での売却活動をした後、売れなかった場合に買取を選べる「買取保証サービス」も選択できるのが特徴です。

  • 建物保証
  • 設備保証
  • 家具撤去サービス
  • ハウスクリーニング
  • ポイントリペア
  • ホームステージング
  • バーチャル内覧
  • 買取保証サービス など

一般的に買取よりも仲介の方が高い価格で売却できるため、まず試しに売却活動を行い、売れなければ買取に切り替えることで、高値で売れる可能性を捨てずに済むのがメリットです。

空き家を確実に手放したいけど、高値で売れるなら売りたい…」とお考えの方におすすめのサービスです。

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住友林業ホームサービス株式会社

住友林業ホームサービス株式会社は、1964年に設立された老舗の不動産総合企業です。

売買仲介サービスにおいては、売却後1年間の不動産の欠陥・故障についての保証サービスがあるのが魅力。

売却後の空き家に欠陥があり、契約不適合責任を負わなければならない場合でも補修や費用負担をしてくれるため、売主も買主も安心できるでしょう。

なお、2024年オリコン顧客満足度ランキングの「不動産仲介 売却 戸建て」部門で第一位となっていることから、質の高いサービスが受けられることも伺えます。

ミライアス株式会社

ミライアス株式会社は、最新テクノロジーを活用した「スマート仲介」サービスが特徴的な不動産企業です。

スマート仲介の一番の魅力は、その成約日数までのスピード感。

不動産調査・査定・販売図面のディレクション・保証・契約業務・引渡し・税務・法務までを多数のパートナーと協力してシームレスに行うことで、平均成約日数はなんと37日となっています。

一般的に、仲介売却は3ヶ月〜半年かかると言われているため、空き家をできるだけ早く手放したいという方は相談する価値があるでしょう。

株式会社ASUe

株式会社ASUeが提供する「空き家買取センター」は、東京を中心に一都三県で空き家の買取を専門に行っている企業です。

一戸建てはもちろん、マンションなど空き家であればどのような不動産でも対応してくれるため、依頼しやすいのがメリット。

また、最短3日〜30日で現金化ができるため、すぐに現金が必要な場合にも利用可能です。

アウトレット不動産株式会社

アウトレット不動産株式会社は、事故物件や特殊物件など、訳あり物件を専門に買取している企業です。

例えば、以下のような物件の買取事例があります。

・火災物件

・再建築不可の物件

・自死物件

「この空き家は売れないかも……」と思っていた物件も売れる可能性があるため、訳ありの空き家を所有している方は一度相談してみてください。

株式会社クランピーリアルエステート

株式会社クランピーリアルエステートは、共有名義不動産の買取専門会社ですが、空き家や事故物件、再建築不可物件の買取にも対応しているため、素早く空き家を売却したい方には特におすすめです。

最短即日査定や日本全国対応など、クランピーリアルエステートならではの強みもあり、実績も豊富ですので、安心して任せられます。

買取については、自社で直接買取を行っているため、強気な査定が可能とのこと。

全国1,500以上の士業と連携できる仕組みも構築していますので、信頼できる不動産会社を探している方はぜひ相談してみてください。

株式会社クルーズ東京

株式会社クルーズは「どこよりも早く・高く買取」をモットーに活動している不動産会社です。

空き家や共有持分、再建築不可物件、底地や借地といった訳あり不動産の取り扱い実績が豊富であり、終始安心して取引を進められます。

最短1週間での現金化も可能であり、士業との連携によるスムーズな手続きにも期待できるため、スピード感を重視している方には最適です。

メールでの問い合わせは24時間受け付けていますので、気になることがあればぜひ確認してみてください。

iたてもの株式会社

iたてもの株式会社は、東京を含めた一都三県で不動産売却をサポートしている会社です。

一級建築士が在籍しているため、顧客目線でのアドバイスや提案が可能となっています。

空き家や訳あり物件、任意売却など幅広いニーズに応えられる体制を整えていますので、信頼できる不動産会社を探している方には特におすすめです。

不動産をただ買取あるいは仲介するだけでなく、価値を最大限に引き出す提案もしてくれるため、空き家売却が初めての方でも安心して任せられます。

株式会社住新コーポレーション

東京都渋谷区で25年以上の活動実績がある、株式会社住新コーポレーション。

地域密着型で養った専門知識を活かし、迅速かつ信頼性の高い不動産買取事業を展開しています。

空き家はもちろん、

  • 境界未確定
  • 事故物件
  • 相続物件

など、一般的な不動産会社が敬遠する「訳あり物件」にも積極的に対応しているため、柔軟性や対応力の高い不動産会社を探している方はぜひ相談してみてください。

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空き家の売却を依頼する不動産会社の選び方

空き家の売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社に相談しなければなりません。

とはいえ、東京には数多くの不動産会社があり、それぞれが魅力的なサービスを打ち出しているため、どこに相談すればいいか悩んでしまっている方も多くいるでしょう。

そこでここからは、空き家売却を依頼する不動産会社の選び方について、詳しく解説していきます。

実績を確認する

空き家売却を依頼する不動産会社を選ぶときに注目すべきなのが、実績です。

空き家の売却では、建物の老朽化や相続登記の問題、解体の必要性など特殊な事情が絡むことが多く、通常の不動産売却よりも難易度が高くなる傾向にあります。

空き家売却の実績が豊富な不動産会社は、このような「空き家ならではの事情」に精通しているため、状況に合わせて最適な提案を行ってくれます。

不動産会社の空き家売却・買取実績については、HPで確認できることがほとんどですので、依頼前にチェックしておきましょう。

サポート体制を確認する

空き家の売却では、

  • 解体工事
  • リフォーム
  • 相続に関する法的手続き

など、幅広いサポートが求められることが多いです。

これらに対してワンストップで対応できる会社や、士業と連携している会社に相談することで、スムーズかつ安心して取引を進められるようになります。

その他、売却活動の進捗を逐一報告してくれるか、専任の担当者がつくかといった細かな部分も重要ですので、不明な点や不安な点があれば問い合わせの段階で確認しておきましょう。

口コミを確認する

空き家売却を依頼する不動産会社選びで悩んだら、口コミや評判を確認するのがおすすめです。

そうすることで、公式サイトでは確認しにくい「担当者の対応」「査定額の根拠説明」といった細かな部分もチェックできるようになります。

口コミや評判の中で、

  • 連絡が遅い
  • 売却を急かされた

というネガティブな声が多く見つかった場合、トラブルに発展する可能性が高いため、相談や依頼は見送った方が良いかもしれません。

空き家売却の基本的な流れ

空き家売却には、さまざまな手続きや準備が必要であり、それぞれを丁寧に進めることが成功の鍵となります。

ここからは、空き家売却の基本的な流れを6ステップに分けて解説していきます。

STEP
現状確認

空き家を売却するときは「売れる状態になっているか」を確認しておくことが大切です。

中でも注目すべきなのは、登記名義と相続状況です。

【登記名義と相続状況における重要ポイント】

  • 物件を売却できるのは登記上の名義人のみ
  • 相続で空き家を取得した場合は相続登記を済ませておく必要がある

その他、室内の残置物や不用品の状況も空き家の売却可否や価格に大きな影響を与えるため、事前に対処しておきましょう。

また、老朽化が激しい場合は解体や修繕も視野に入れて検討する必要があります。

自分では判断ができないという場合は、不動産会社に相談しながら進めていくことをおすすめします。

STEP
査定依頼

空き家をスムーズかつ、できるだけ高値で売却するためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。

数ある不動産の中でも、空き家は特に地域や建物の状態によって評価が変わりやすいため、複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額や販売戦略、担当者の対応などを比較した上で依頼する業者を絞り込んでいきましょう。

「どの業者に査定依頼をすればいいかわからない」

という場合は、一括査定サービスを利用するのがおすすめです。

STEP
媒介契約・販売活動

信頼できる不動産会社が見つかったら、早速空き家の売却に向けて準備を進めていきましょう。

不動産会社に仲介してもらい、個人または法人に対して空き家を売却する場合は、媒介契約を結びます。

その後、不動産会社が販売活動を始め、購入希望者が見つかったら売買契約を締結するという流れになります。

媒介契約には複数の種類があり、それぞれで特徴が異なりますので、事前にチェックしておいてください。

ちなみに、空き家買取の場合は買い手が不動産会社となるため、媒介契約は結びません。

STEP
内見対応・交渉

不動産会社が販売活動を開始すると、問い合わせや内見希望が入るようになります。

中でも内見は、売却の成否や価格交渉に大きな影響を与えるため、しっかりと準備をしておくことが大切です。

内見対応で特に重要なポイントは、以下の通りです。

  • 換気や片付けを行って印象を良くする
  • 明るさや清潔感を演出する
  • 雨漏りやカビなどのトラブルは事前に対処・報告する

内見を行った方に購入意思がある場合は、条件面の交渉に入ります。

基本的には、

  • 価格
  • 引き渡し時期
  • 家財の残地有無
  • 解体費用や修繕費などの負担有無(割合)

などが主な交渉ポイントになりますので、妥協できる部分とできない部分を明確にしつつ、慎重に話し合いを進めていきましょう。

STEP
売買契約・手付金の受領

条件がまとまったら、売買契約の締結を行います。

一度サインをすると、その後の条件変更が難しくなるため、隅々までチェックしたうえで署名・押印してください。

また、不動産取引では「手付金」が発生するのが一般的です。

これは、売買契約と同時に買主から売主に支払われる費用であり、以下のような役割を担っています。

【手付金の主な役割】

・購入意思の証明

・一方的な契約解除を行った場合の違約金

通常は売買価格の5~10%前後になりますが、状況によって変動する場合があるため事前に確認しておきましょう。

STEP
引き渡し・残代金の受領

売買契約を締結したら、売主は指定日までに買主に物件を引き渡さなければなりません。

このときに、売買代金の残債清算と所有権の登記移転を行います。

売主は、引き渡し日までに不用品を撤去したり、水道や電気、ガスなどの生活インフラを解約したりと、さまざまな準備が発生しますので、時間に余裕を持って進めていきましょう。

まとめ

空き家は所有しているだけで固定資産税などの費用がかかり、放置すると老朽化してしまうため、できる限り早めに処分することをおすすめします。

とくに売却をお考えであれば、老朽化が進む前の価値が高い状態の方が高く売れる傾向があるため、より早い方が望ましいでしょう。

ただし、空き家の売却は方法・手段が複数あるため、自分や空き家の状況に合ったものを選択する必要があります。

それぞれメリット・デメリットがあるため、比較しながら自分の状況に合う方法・手段を選びましょう。

もし、東京の空き家の売却でお悩みがある場合は、株式会社クルーズカンパニーにご相談ください。

これまでの豊富な経験と知識から、お客様の状況に合った最適な売却方法をご提案いたします。

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クルーズカンパニーは区分マンション、戸建て、一棟アパ―ト・一棟マンション買取から売却(仲介)のどちらも対応している総合不動産会社です。


万が一、売れなかった場合のために、買取保証付きで売却活動も行えるため、任意売却住替えなど売却期限が決まっている場合にも安心してお取引いただけます。

無理な営業は致しませんので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

大学卒業後、大手不動産仲介会社に就職。
5年間勤めた後、建売会社で2年間仕入れ営業を経験した後に、クルーズカンパニーへ入社。
主に広報活動や執筆活動を担当しています。
出身地:群馬県
家族:妻 長女 長男
趣味:キャンプ カメラ 釣り

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